カテゴリー
その他

山梨大学校内にある「大村智記念学術館」。ノーベル賞への道は人の縁と偶然から!。

大村智記念学術館 正面

【ノーベル医学・生理学賞受賞】

2015年のノーベル医学・生理学賞を受賞した大村博士は山梨大学の卒業生です。(現在は特別栄誉博士)その功績を末永く顕彰するために設立されたのが「大村智記念学術館」です。
大村博士は微生物が作り出す天然の有機化合物の研究を長年行った結果、新たな化合物を500種ほど発見し、そこから感染症予防薬を作り出した方です。

【記念学術館のデザイン】

この建物を初めて見たとき、「あれ、なんか変わったデザインだな」と感じました。一般的な学術館、記念館とは少し違う感じがしたのです。
これは山梨大学の前身で江戸時代に創設された甲府学問所「徽典館(きてんかん)」をモチーフにデザインされたとのこと。逆に江戸時代にこんな洒落たデザインの建物があったとはビックリです。

徽典館二代目校舎

【館 内】

まず入口を入ると大村博士の銅像が目に入ります。
さらに館内に入るとショーケース内にはノーベル賞のメダルが…

銅像
ノーベル賞メダル

そのほかにもたくさんの表彰、研究資料などが展示されています。

文化勲章受賞
ノーベル賞授賞式の写真
大村博士の足跡

【学術館の横に立つ博士の言葉】

入り口横に立つ大村博士の石碑「至誠惻怛」(しせいそくだつ)。正直、説明を見るまで何と読むのか、どういう意味なのか、全く分かりませんでした。
説明文を読んで納得、幕末の陽明学者のことばだったんですね。とても感銘を受けました。

山梨大学・大村智記念学術館…
甲府駅北口からバスで6、7分程。入場無料・火曜、年末年始休館
    ホームページはこちら 👉 https://omura-museum.yamanashi.ac.jp/

甲府観光ツアー専門