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武田神社周辺散歩 ー 「つつじが崎館」跡付近に残る武田氏にまつわる史跡を訪ねて!

紅葉した木々が美しい武田神社とお堀

武田三代の館跡である「武田神社」周辺を歩いてみよう!

現在武田神社がある場所こそ武田信虎、信玄、勝頼と武田氏3代にわたり居所とした城です。その周辺には今なお、武田氏にまつわる史跡、寺院、墓所などが点在しています。
武田神社へ参拝がてら、ほど近い場所にある史跡等を“ぶらり散歩”で巡ってみるのも楽しいですね。

信玄ミュージアム

まずは武田神社を出発して甲府五山の一つ「円光院」をめざす。

武田神社前には甲府開府500年を記念して作られた「信玄ミュージアム」があり、武田三代の歴史、つつじが崎館跡の発掘調査による出土品や当時の城郭の様子などが詳しく分かります。
ここから東の方向へ歩いていくと、細い道になり「護国神社」に出ます。この辺りは桜の名所でもあるので桜の時期に散歩するとなお一層楽しめることでしょう。

山梨県護国神社

さらに東に進んでいくと、道脇に小さな灯籠と石碑があります。「牛供養塔」といって昔、農作業など生活に欠かせなかった牛ですが、この辺りで火事により牛小屋が全焼してしまい、飼っていた牛が焼死してしまったとのことで飼主が建てたそうです。見ると石碑に牛の顔が刻まれていてちょっと珍しい、そして可愛い感じもします。歩きだからこそ気づくことができる供養塔です。

牛供養塔…石碑に牛の顔が刻まれているのが分かりますね!

そして円光院へ。信玄の正室「三条夫人」の墓所

甲府五山の一つ「円光院」には信玄の正室であった「三条夫人」のお墓があります。三条夫人は京都・公家三条左大臣・公頼(きんより)の次女として生まれ、16歳で信玄公の正室となりました。京の都から甲斐国にきて34年、信玄公に先立つこと3年・50歳で逝去されたそうです。

甲府五山の一つ「円光院」
三条夫人のお墓

信玄火葬塚(しんげんかそうづか)

円光院からちょっと道を戻って南に下ると「信玄火葬塚」があります。読んで字の如く亡くなった信玄の遺体を火葬した場所です。信玄の遺言通り、信玄の死は以後3年間は秘密にされたといわれています。

信玄火葬塚入口付近
「法性院大僧正機山信玄之墓」と刻まれています。

信玄の父「信虎」が眠る「大泉寺」へ

甲斐国(現山梨県)の新たな支配体制の礎を築いた武田信虎。その菩提寺である「大泉寺」は「信玄火葬塚」からさらに南へ20分ほど歩いたところにあります。
境内には緑の木々が多く山門も歴史を感じる造りで趣ある寺院です。信虎自身が建立した寺で、武田氏に関わる遺宝が数多く残っているそうです。中でも信虎の肖像画は国の重要文化財に指定されています。
本堂裏には信虎、信玄、勝頼とともに並んで供養されています。

歴史を感じさせる山門
境内には緑が多い。
武田信虎公のお墓
本堂裏にある信虎、信玄、勝頼の供養塔

武田神社から出発して武田三代に関わる史跡を紹介しました。徒歩で2時間程の散策ですが、のんびり甲府の街をぶらり旅するのに最適です。ぜひ武田氏の歴史に直接ふれてみてください。

武田神社→牛供養塔(徒歩15分程)→円光院(徒歩7分程)→信玄火葬塚(徒歩7分程)→大泉寺(徒歩20分程)

武田神社
  甲府市古府中町2611
JR中央線甲府駅(北口)からバスで約10分(武田神社下車)
武田神社http://www.takedajinja.or.jp/1_jinja.html

甲府観光ツアー専門.

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甲斐善光寺 ー 戦国時代に信濃善光寺の焼失を恐れ武田信玄公が開基・創建した寺

甲府「板垣の里」に創建され460余年

甲斐善光寺は1553年(永禄元年)に武田信玄公によって開基、創建されました。
これは「第3回川中島合戦」の後になります。武田軍と上杉軍の度重なる死闘を繰り広げた川中島合戦。この合戦によって「信濃善光寺」が焼失する危機に瀕し、信玄公は御本尊阿弥陀如来像のほか、諸仏・寺宝をこの甲斐善光寺に移したのでした。
武田氏滅亡後も徳川家康、浅野長政らの厚い保護を受けました。

武田菱の家紋が屋根上部中央に見える。手前の唐破風部には三つ葉葵の家紋が付いている。

復興に次ぐ復興で今日に至る

甲斐善光寺は江戸時代の1754年に大火にみまわれ、諸堂がことごとく消失。その後も地震、台風などの被害を受け、その度ごとに復興し今日に至っています。
金堂は江戸時代、30年という長い歳月をかけて再建されました。この金堂は木造建築としは全国でも4〜5位という規模だとのことです。

有料だが、ぜひ体験していただきたい!

甲斐善光寺に行ったなら有料(500円)だが、ぜひ体験していただきたいこと、それは本堂へ入って正面の拝所で天井を見上げると「鳴き龍」があります。真下で手を叩くとこれまた良い響き。そして本堂奥・裏側に回ると「戒壇巡り」ができます。
戒壇巡りは、真っ暗な中に入って手探りで壁づたいに歩いていき、灯りがみえたら中央部なのだが、あまりに暗すぎて一向に目が慣れず全く何も見えません。初めてだと恐怖さえおぼえますが、さほど長い距離ではないのでご安心を。
携帯などのライトで照らすとご利益が無いそうです。また、「幸福の鍵」というのが途中(おそらく中央部)にあって、それがご本尊と繋がっているので触ると願いが叶うと言われています。
(残念ながら「鳴き龍」など写真撮影は禁止されています)

上記の銅鐘は信濃善光寺から引き摺って運んだとのことで「引き摺りの鐘」として知られています。鎌倉期の梵鐘としては最大級だそうです。

車で来ても善光寺駅から徒歩で来てもこの善光寺につながる道路(善光寺通り)の奥に大きく山門がそびえていて、近づくにつれだんだんその大きさに圧倒される感じがします。
まだ行ったことのない方、ぜひ一度足をお運びください。

甲斐善光寺
  山梨県甲府市善光寺3丁目36−1 
JR身延線「善光寺駅」から徒歩7分
ホームページ:http://www.kai-zenkoji.or.jp/index.html


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甲州夢小路 ー 江戸の風情を感じさせる古い街並みが現代によみがえったタイムスリップエリア

「小江戸・甲府」を感じる異空間!

甲州(山梨県)は江戸時代、徳川幕府直轄地であったといわれています。そのため小江戸文化が甲府においても発展しました。芝居小屋もいくつかあって江戸から歌舞伎役者がきて歌舞伎興行が頻繁に行われたほど。
甲府市内には今でも城下町の面影を残す通り名が残っています。「鍛冶町通り」、「魚町通り」、「桶屋町通り」などなど。
そんな城下町「甲府」の明治〜昭和初期にかけての小江戸情緒を感じさせてくれる施設「甲州夢小路」が甲府駅北口にあります。

夢小路のシンボル、“時の鐘”!

「時の鐘」。 ボタンが設置されていて押すとしばらく後に鐘がなる仕組み。

江戸時代には一日12回、2時間ごとに昼夜を問わずこの鐘を鳴らして人々に時を知らせていたとのこと。この鐘の音で人々は、日常生活に必要な主な時間把握・管理を行っていたようです。
江戸時代、一旦移設した後に火災で焼失しましたが、その後再建され明治5年まで人々の生活に寄り添った「時の鐘」。
140年の時を経て駅北に忠実に再現されました。

各種飲食店、お土産品店がそろった場所

1Fレストラン 2Fバー
甲州ワインを取り揃える
アクセサリーショップ
雰囲気ある中庭のテラス

蔵造りの建物や当時の洋館風建物が立ち並び、フレンチ・イタリアン・和食レストランやラーメン店、またワインショップや菓子店、アクセサリー・雑貨店などが軒を並べています。
またちょっとした休憩や小腹がすいたときに便利な軽食・喫茶もあるのでとても便利。

ハンバーガーショップ
生ジュース、ジェラートやティーはこちら

甲府駅北口で線路に沿うように建っているので目立つ上に駅に近いので観光には超便利。周辺観光して最後に甲州夢小路に立ち寄ってもいいし、観光途中の休憩でも最適でしょう。小江戸情緒をぜひ味わってみてください。

今の時期は紅葉で施設内の木々も色付くのでいい雰囲気です!

甲州夢小路
  山梨県甲府市丸の内1丁目1-25 
JR中央線甲府駅(北口)から徒歩3分
ホームページ:https://koshuyumekouji.com/

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甲府観光専門ツアー会社『HKPツアーズ』秋のオススメ!坐禅体験&甲府市内自由観光

秋空の下、自転車に乗って甲府の街をゆっくり観光してみてはいかがですか?
最初に由緒あるお寺で坐禅体験、その後自由に観光しながらランチは山梨県産食材のオリジナルランチを楽しみ、そしてまた自由、気ままに市内観光を・・・
きっと、新たな甲府の発見ができますよ!

詳細は下記アドレスをクリック!

甲府五山臨済宗妙心寺派 能成寺

 能成寺 https://kofu-tourism.com/spot/35

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甲府城・稲荷櫓(いなりやぐら)ー 約210年間を地震にも耐えた頑丈な櫓が復元

鬼門方角に位置する別名「艮櫓(うしとらやぐら)」が復元

1592年から1598年頃にかけて築城された甲府城。その中で鬼門である城の北東方角にあった稲荷櫓(いなりやぐら)は1664年に建築され、明治に入っての廃城令で破却されるまでの約210年間、地震にも耐えた頑丈な建物であったといわれています。その稲荷櫓は平成16年に土蔵づくりで復元したものです。

金箔鯱瓦が出土。その詳細がわかる資料館

稲荷櫓は当時、見張台としての役割、また鎧や武器を収める武器庫として使用されていたようです。現在復元後は資料館となっていて無料で見学することができます。
入って正面に目を引くのは甲府城跡から出土した鯱瓦(しゃちがわら)の資料。金箔が施され高さが132センチメートルあり、あの国宝「松本城」の鯱瓦よりも大きかったというのでビックリします。やはり甲府城には天守閣があって早い時期に壊され撤去されたのでしょうか?謎が深まります。

鯱瓦復元模型。現物はこの2倍だそうです。

当時の甲府城の大きさが分かる城全体模型が展示されている。

甲府城復元模型

現在も相当大きい城跡だと感じるが、当時の甲府城は現在の約3倍の大きさがあったと言われています。実際今の山梨県庁がある部分も「楽屋曲輪」といわれる城の一部であり甲府駅も「清水曲輪」に位置しています。そう考えると当時の甲府城の大きさは相当なものだったと言えましょう。2階スペースに復元模型が展示されています。細かな部分まで精巧に作られていてわかりやすいです。山梨県庁、甲府駅の位置説明も入っているので現状との比較がしやすく分かりやすいです。

出土した瓦や皿、また築城時の説明資料が分かりやすく展示されている。

石を割る際の道具類 
出土した「かわらけ」や皿類
石垣の積み方説明書き
甲府城には温泉が湧いていた!

いろいろ展示してある中で目を引くのは「甲府城内には温泉が湧いていた」というから驚きです。温泉のある城は他にはないでしょう。実際、殿様やお侍も温泉に浸かっていたのでしょうか。想像するとまた歴史ロマンが広がります。

稲荷櫓の周りにある展示

稲荷櫓へ昇る階段横には石垣に使う石の割り方が展示されていて、矢穴に矢をさした状態になっています。また稲荷櫓復元時の土蔵の壁の造り方を説明した展示もあります。最後に「稲荷」についてのご説明をしようと思います。この稲荷櫓がある場所は「稲荷曲輪」(いなりくるわ)というエリアになるのですが、ここに稲荷神社があったことから「稲荷」の名が使われているとのこと。現在は甲府城南側のお堀脇に鎮座しております。

青空に映える「稲荷櫓」。左に見える松の木は武田神社と同じ「三葉の松」

さまざまな魅力がある甲府城。甲府観光の折にはぜひ立ち寄ってみてください。

紅葉し始めた稲荷曲輪内の樹木と天守台

甲府城稲荷櫓
  甲府市丸の内1丁目5−4 (舞鶴城公園甲府城跡)
JR中央線甲府駅(南口)から徒歩2分
ホームページ:https://kofu-tourism.com/spot/19

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信玄公生誕500年記念イベント ー 信玄公生誕の地・甲府展 THE SHINGEN 500 PARK

甲府駅北口ペデストリアンデッキに開設!

甲府駅改札を出たら右手、北口方向に進むと広いスペース【ペデストリアンデッキ】で信玄公生誕500年を記念して開設されているイベント展示。残すところ来年1月末までとなりました。
入場無料なので開設期間中に見ておきたいイベントです。

ペデストリアンデッキ奥で開催中。
イベント内に展示されている手作り甲胄

「風・林・火・山」のテーマに分け展示!

中に入るとまずは「風」のゾーン。信玄公の生涯を年表でわかりやすく展示されています。また、実物と見間違えるほどの「手作り甲胄」や精巧な躑躅が崎館のジオラマもあり気分が盛り上がります。

武田信玄公略年表
手作り甲胄がここにも!

躑躅が崎ジオラマ
当時の曲輪・建物の配置が分かりやすい

「林」のゾーンでは信玄公にまつわる「甲府五山」など神社仏閣、「信玄の隠し湯」とよく言われる温泉、信玄公ゆかりの地、主な戦いの紹介など県内外の施設や出来事等を広く紹介しています。

甲府五山の紹介
信玄公にまつわる施設紹介

湯村温泉をはじめとした「信玄の隠し湯」
信玄公の主な戦いの説明

「火」のゾーンでは、360°VR「Experience SHINGEN」という動画が上映されています。弓道部の女子高生2人が武田神社で試合での必勝祈願をしていたら、戦国時代にタイムスリップ、そこはまさに信玄公が出陣しようとしているところであったという設定。

「Experience SHINGEN」コーナー
動画上映。見始めるとなかなか面白い!

「山」のゾーンでは日本遺産に登録された「甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡」の紹介がされています。

初めて見る物で驚いたのは山八幡神社(甲府市東光寺)に保管されているという「信玄公像」。これが甲府駅南口に鎮座する信玄公像のモデルだそうです。

駅南口にある信玄公像のモデルといわれる像

駅ビルの中で無料で見学できるこのイベント。是非お見逃しなく。2022年1月31日までです。

信玄公生誕の地・甲府展 THE SHINGEN 500 PARK
甲府駅北口ペデストリアンデッキ(駅ビル内)
ホームページ:https://kofu-tourism.com/feature/exhibition/index

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信玄ミュージアム ー 信玄の父、信虎が「躑躅が崎」に館を移し500年を記念して完成した歴史館

県都・甲府の歴史が始まった地・躑躅が崎

1519年に武田信玄の父信虎が館をここ躑躅が崎に移しました。それは館周辺に家臣を住まわせ甲斐国を統治する新たな支配体制を確立するためでした。
その後武田氏三代の居城として、また武田氏滅亡後も甲府城が築城されるまで、甲斐国統治の中心でありました。
それから500年経った2019年、躑躅が崎館跡(現武田神社)前にこの「信玄ミュージアム」(正式名:甲府市武田氏館跡歴史館)が完成しました。

武田家の変遷をわかりやすく展示

館内はさほど広いわけではないが、武田氏三代の歴史、当時の躑躅が崎館の状況などがパネル等で簡潔に説明・展示されていて無料で見学ができます。
また有料見学スペース(特別展示室)には発掘調査して出土した品なども展示されていて戦国時代の歴史を知ることができるほか映像展示室もあってわかりやすく当時の状況を説明しています。

パネル展示(城主ごと)
パネル展示(城の造り)
現状と当時の状況を説明

隣接する「旧堀田古城園」は趣あるたたずまい

昭和8年に開業した割烹料亭跡の建物で戦中の甲府空襲も間逃れ無傷で残った建物です。戦後は旅館として昭和46年まで営業、その後平成11年頃まで住居として使われていたそうです。
昭和初期の近代和風建築がどことなく懐かしく、心をなごましてくれます。

茶室
主屋
十五夜を前にして縁側に飾られたススキと団子など
長屋棟には蕎麦などを食べられるレストランがある。

開府500年を記念して完成した「信玄ミュージアム」。2021年は信玄公生誕500年にあたる年。武田神社参拝と合わせて見学すれば、なお一層武田家と戦国時代の甲府の様子が分かることでしょう。

御城印

武将印

信玄ミュージアム
  甲府市大手三丁目1−14
JR中央線甲府駅(北口)からバスで約10分(武田神社下車)
ホームページ:https://www.city.kofu.yamanashi.jp/rekishi_bunkazai/kofu-takedashirekishikan.html

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一蓮寺 ー 一条小山(現甲府城跡)にあった鎌倉時代から続く甲斐源氏ゆかりの寺

甲府城ができる前に一条小山にあった一蓮寺

甲府城は一条小山という小高い山に築かれた平山城(ひらやまじろ)ですが、もともとこの一条小山の山腹には「一蓮寺」がありました。
武田家初代に当たる武田信義の嫡男である忠頼がこの一条小山に館をかまえていて、1180年に平家討伐のため甲斐源氏として挙兵し戦果を上げました。しかしながら甲斐源氏の勢力を削ぐため源頼朝によって忠頼、その長男行忠ともども誅殺されてしまいました。
夫と子を失い失意の底に落ちた忠頼の夫人は居館を尼寺にして生涯慰霊を弔ったとのこと。この尼寺が後に(1312年)一蓮寺となったのです。

豊臣秀吉による甲府城築城時に移転される

天下統一した豊臣秀吉は加藤光泰、浅野長政・幸長(よしなが)親子に甲府城築城を命令、一条小山に甲府城を築くため一蓮寺は現在の地に移転されました。(1595年)現在の一蓮寺は甲府市街のほぼ中心にあり、遊亀公園に隣接して趣あるたたずまいを呈しています。

本堂
参道

甲斐国主であった「柳沢吉保」の肖像画が保管されている

柳沢吉保は江戸時代に5代将軍徳川綱吉の側用人として有名ですが、1704年に甲府藩主であった徳川綱豊が6代将軍(家宣)に決まったことから吉保は甲府藩主となり甲斐国主になりました。徳川一門以外で唯一甲府城主になった大名です。
甲府が江戸時代で最も発展し賑わった時代がこの頃と言われています。その吉保の肖像画「絹本著色柳沢吉保像」(縦140.8cm×横92.8cm)が一蓮寺に文化財として保存されています。

柳沢吉保肖像画

その他にも武田信玄公筆と伝えらる紙本著色渡唐天神像もあり山梨県指定の有形文化財になっております。

遊亀公園、また大通りに隣接し、学校も近くにあるため境内を歩いて抜けていく人もまばらに見られます。現代の人々の日常に寄り添って今なお甲斐源氏の歴史を物語っている由緒ある寺院です。

結構大きい釣鐘堂
優しい顔をした像

一條道場稲久山一蓮寺
  甲府市太田町5-16
JR中央線甲府駅(南口)からバスで約10分(遊亀公園下車徒歩1分)
ホームページ:http://www.ichirenji.jp/

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甲府城 ー 高さは東日本最大級を誇る約400年前の野面積みの石垣に圧倒される

築城時期によって違いが見られる石垣

甲府城は1592年から1598年ごろに天下統一を果たした豊臣秀吉の命令によって築城されました。その目的は関東の徳川家康を監視するためです。
甲府城においては、いわゆる天守閣が「存在した」「存在しない」の論争がありますが、まず今回は甲府城の石垣について見ることとします。

甲府城は初期の石積み方式「野面積み」

「城が全国各地で築城される中で「野面積み」の石垣は早い時期に築城された城に見られる石積み方式です。別名「安太積み」(あのうづみ)とも言われます。(近江の石積み集団「安太衆」が開発した積み方)
石は甲府城の城内から採石された安山岩で、不足分は近くの山(愛宕山)から採石し運んだものを使用しています。城の南側には採石跡(石切場跡)が残されています。

石切場跡

野面積みの他には「打込接(うちこみはぎ)」、「切込接(きりこみはぎ)」といった石積み方式があります。

石垣の強度を確保するための工夫

石垣の角の部分はどうしても強度が弱くなりがちで、また上部に櫓(やぐら)など建物があるため強度を補う必要がありました。そのため積み方に工夫が見られます。
それが「算木積み」(さんぎづみ)という方法です。
算木積みは横長の石材を長い方と短い方を交互に組上げます。そして隅脇石(すみわきいし)を上下からはさむことで、角の部分を強化しています。

左右とも長辺(赤)が交互に置かれその間に
隅脇石(青)を挟んでいるのがわかります。

石垣の中はどうなっている?

石垣は石だけを積み上げているように思いがちですが、表面は大きな石が積み上げ、その裏には「裏込石」という水はけをよくするための小さな石が詰められていて、さらにその奥は「盛土」になっています。
したがって城にとって水はけ(排水)はとても重要です。雨水などが盛土や石垣内部にたまると石垣が不安定になるため効率よく排水する設備として「暗渠」(あんきょ)という穴が所々にあります。

甲府城石垣に見られる特殊性

甲府城の石垣には珍しいものが見られます。それは「兄弟石」と言われるものです。
一つの石を二つに割って石垣に使っていることからこの名前がついたそうです。
わかりやすいのは天守台の石垣の中央部にある「兄弟石」です。
(赤い部分)

拡大した写真が下です。

この二つの石はもとは一つの石でした。石を割る時は「矢穴」という切り込みを入れて割るのですが、その矢穴の位置がピッタリ合致しています。
(ちょっとキザギザになっている部分が“矢穴”)
天守台石垣にはこの他にも兄弟石がありますので探して見るのもまた楽しみです。

天守閣だけでない城の楽しみ

“城=天守閣”というイメージがありますが、城の楽しみ方はいろいろあり甲府城の場合はこの石垣を見るのが最大の魅力だと思います。甲府駅の目の前にありますのでぜひ立ち寄って見学してみてください。

甲府城
  甲府市丸の内1丁目5−4 (舞鶴城公園甲府城跡)
JR中央線甲府駅(南口)から徒歩2分
ホームページ:https://kofu-tourism.com/spot/19

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シャトー酒折ワイナリー 古代史に名が刻まれた「酒折」に根ざし磨かれた高品質ワイン 

古代から続く「酒折」の地を望む山の中腹にそびえる“月の城”

「酒折」という名は古代史ヤマトタケルノミコトの東征の話にも出てくる古い地名であり、その昔はこの酒折が山梨(甲斐)の中心地であったとも伝えられています。
その地に根ざし30年を迎えた「シャトー酒折ワイナリー」。
JR中央線からも見える山の中腹にそびえるワイナリーはどこか独特の雰囲気をかもし出していて魅惑的です。
別名“月の城”とも言われるこのワイナリー。月夜の光に照らされたワイナリーは幻想的な様相を呈します。

シャトー酒折ワイナリーから望む甲府市街

地元栽培家との協力関係から葡萄を厳選

良いワインを造るには良い葡萄を仕入れる。当たり前のことかもしれませんが、その当たり前を徹底して行なっているのがシャトー酒折ワイナリーです。栽培家の方々との協力関係を大切にし高品質の葡萄を仕入れ最良の醸造設備で徹底した衛生管理のもと、高品質・高評価のワインを造り出しています。

製造方法を知り、テイスティングをし、自分にあったワインを見つける

シャトー酒折ワイナリーではワイナリーの自由見学のみならず、スタッフによるワイナリーツアー、ソムリエによるワイナリーツアー、ワインメーカーによるワイナリーツアーなど自身のワイナリーを知っていただくとともにワインに対する知識を深めていただく見学ツアーを数多く用意しています。
製造過程を知り、そしてテイスティングし自分好みのワインを見つけ、購入できるようになっています。


※2021年8月末現在「まん延防止等重点措置」によってテイスティング及び自由見学ツアー以外のワイナリーツアーは中止しております。

テイスティングコーナー
自社ワインが並ぶケース
ワインの説明書きがつく

素晴らしい眺望の中でワインを楽しむ。日常の喧騒から離れ、いつもとちょっと違ったオフの楽しみ方を提供してくれるシャトー酒折ワイナリー。
もしもヤマトタケルノミコトが現代に東征したなら、帰途にこの酒折の地でワインを楽しむことでしょう。

ハンモック型のチェアでワインを楽しむのもあり

シャトー酒折ワイナリー
  甲府市酒折町1338番地203  
  JR中央線酒折駅から徒歩15分
ホームページ:https://www.sakaoriwine.com

HKPツアーズでは「シャトー酒折ワイナリー」を楽しめるツアーを用意しております。是非ご利用ください。
 「やまなしKofuのワイナリーめぐり」
 「甲府で世界のぶどう狩り」
※2021年8月末現在、テイスティング等は中止しておりますのでご了承ください。

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